こんにちは。
2月に入り、まだまだ寒いもののどことなく春の気配もしてきました。それと同時に、鼻がぐずぐずするようになり・・・恐怖の花粉の季節がひたひたと迫っているのも感じます。
さて、初めてアメリカで家を持ったときに知っておくべきメンテナンスの一つに、エアコンのフィルター交換があります。
エアコンというかアメリカではHVACといういわゆる全館空調がほとんどなのですが、そのための吸気をする換気口フィルターを数か月おきに交換しなければいけません。推奨されているのは3ヶ月ごとですが、ペットがいる場合やアレルギーがある場合はもっと頻繁でも良いのかもしれません。
我が家は3階建てで、それぞれの階に一つづつこういう換気口が付いています。天井に付いているところもあります。ここから屋内の空気を吸い取って、部屋のあちこちに付いている小さな換気口から冷暖房された空気が出てくる仕組みです。
この金属製のフタのようなところを外すと、中に不織布のフィルターがはめ込んであります。
ここの二辺の長さをはかり、サイズが合うものを買ってきて交換します。大体20x20インチが主流のようです。うちのは14x20インチというのもありました。タイプにもよりますが、1枚10ドルしないくらいです。
枠にどちら向きに設置するか矢印が付いているので、その通りに取り付けます。取り付け終わったら金属のカバーをはめ直して終了です。
実は私、このフィルターの存在すら全く知らず・・・そういえば賃貸アパート暮らしのときは数か月おきにフィルター交換が来て交換してたなぁと後から思い出したのですが、それに気が付く前まで2年くらい放置していました💦
それが、屋根裏に置いてあった交換用のフィルター(前の住人が買い置きしてあったものだと思います)を見つけて、はじめて交換しないといけないことに気が付いたわけです・・・
全く交換していなかったフィルター、すごいことになっていました・・・
新旧フィルターの写真あり。閲覧注意。
表
裏
しかも最初のころは家の中であれこれDIYをしたりしていたので、かなり埃っぽかったと思います。
今は3ヶ月おきにリマインダーをセットして忘れずに交換するようにしています。3か月くらいだと交換してもほとんどフィルターの色に変化はなく、あんまり達成感はありませんが(?)
フィルターが詰まったままにしておくとHVACがうまく吸気できなくてオーバーヒートしたりしてしまうそうなので、老齢のHVACをいたわるためには小さな出費です。
ちなみにHVAC自体もメンテが必要ってことすら知らず、完全に何もせずに放置していました。でも冷房が真夏に突然止まったり、とガタが出てきたので、今はHVAC業者と年間契約をしてメンテに来てもらっています。
どこの業者も似たようなメンテサービスがあるようですが、うちは年2回、大きくHVACが必要になる夏と冬の前、春と秋に来てもらっています。
作業は何をしているのか、実はあまり知らないのですが(屋根裏とかガレージに入り込んでガサゴソやっているので)内部の掃除とかいろいろチェックしたりしているようです。年2回のメンテで350ドルくらいの支払いで、たまに何か不具合が見つかるとその都度請求があります。これがまた高額なことが多くて、500ドルとかすぐに飛びます・・・
でも車と同じで、こまめなメンテや補修が大きな問題を減らしてくれるなら必要経費ですね。
こういうことも、アメリカではじめての家オーナーになった人に向けたガイドブックみたいなものがあればいいのに!と思いました。
皆さんもフィルター、チェックしてみましょう!