さて、DIY といいつつだんだん筋がそれてきていますが・・・
簡単でコスパの良い「カイゼン」を積み重ねて日々の暮らしをより良いものに、というテーマでざっくりと書いていきます。
今回は車のヘッドライトが切れたけど、自分で交換出来たよ!という自慢話です 笑
先日夫の車にこんな警告ランプが付きました。
黄色なので緊急度は低そうですが、さっそくマニュアルを読んでみると「ライト切れ」のようです。外から見てみると確かにヘッドライトが1つ消えています。
ヘッドライト・・・電球切れとかならなんとかなりそうだけど、どこからアクセスできるのかがそもそも分からない。一応ボンネットを開けてみましたが、ライト周辺はケーブルなどが混みあっていてなんとも難しそう。
ちなみにこの車は古いドイツ車で、メーカー認定のメカニックでないと修理できないことが多いです。日本車だったら、ここでもおそらく一番のシェアを誇っているのでどこのメカニックに持ち込んでも大丈夫ですが、ヨーロッパ車となるとそもそも認定メカニックがいる修理工場の数が少なく、さらに部品はドイツから直輸入しないといけなかったりして時間もお金もかかります。
とはいってもこの車、毎日乗りますし夜の田舎道はライトが不備だととっても怖いです。至急直したいと思い、ディーラーにライト交換の相場を聞いてみたところ、約200ドルとのこと 驚 交換の部品込みとのことですが・・・こういうところがディーラーや認定メカニックを使わざるを得ないヨーロッパ車の不便なところです。競争が少ないので他を当たるという選択肢がほとんどなく、言い値で払うしかないので毎回高くつくような。
200ドルという値段に凹んで、やっぱり自分でやってみるかとググってみました。すると、もしも電球が切れているだけの場合には、素人でも交換できそうなことが判明(配線に問題がある等だと私には無理)。
さっそくYoutube を参考に見よう見まねでヘッドライトのカバーを探し(エンジンの前部に付いていました)マイナスドライバーで苦戦すること5分ほど・・・パカッとカバーが外れました。カバーが外れた後は、そのさらに先に小さな電球がハマっていることが分かりましたが、それがなかなか外れない・・・暗く狭いスペースに手の先だけを突っ込んで、見えない部分を手探りで引っ張る感じで、なんともやりにくい(しかも汚い)。
結局取れないので一旦諦めて家に入り、コーヒーを飲みながらまた Youtube で色々勉強します(年式やモデルが微妙に違うと全く同じようにはいかないので)。
その後また車に戻り、ぐりぐりぐりぐり・・・いろいろな体勢でやること10分ほど、やっと電球が外れました!
うちのはこんなタイプ ↑ でした。
外した電球を見ると、切れた線が中でカラカラいっています。やはり電球が切れていただけのようで、ほっ。裏に小さく刻印してあるモデルナンバーをなんとか判読し、同じ型番で検索してみると・・・Amazon で売っていました!
Light Bulbs H7 Osram - Made in Germany
同じ型番のものが近所の Walmart の店頭にあったのですが、こちらはOEM版?か、中国製でした。少し待ってもドイツ製の方がいいかな、と思ってこちらの正規品にしました。しかもちょうどセールだったようで、2個入りでなんと 7.58ドル! さっそくポチり、プライムで翌日に届きました。
さっそく新しい電球を、外したのとは逆の順番ではめてみます。今度は慣れたもので、ものの数分で設置完了。
エンジンをかけてみると、ピカッと綺麗につきました!! 警告灯も消えています。これにて無事にバルブ交換完了!
あーこの小さな成功体験。これがあるからやめられません。
ちなみにボンネットを開けるのは重さ高さともに私には無理なので、最初に開けるのと最後に閉めるのだけ夫にお願いしましたが、200ドルの見積もりだったのに Amazon で10ドル以下で済んだことにかなり感動していました。
「バルブ一個余ったから、反対側が切れたらまた付け替えてあげる」と得意げに説明する私を尊敬のまなざしで見る夫 笑
ちなみに家周りに限らず車周りのあれこれも、うちでは基本私がやっています。とはいっても、車が好きで買い替えの時に色々調べて買ってくるのは夫の役目です(私は車には興味なく色も車種もこだわりなし)。
今気が付きましたが、家もそうでした。家に細かなこだわりがあって何軒見てもいつまでも決められないのが夫で、私は「もう最初に見たあの家でいいじゃん」と横でイライライライラしているタイプ 笑
しかし家や車が一旦決まれば、その後いろいろなカイゼンを施しメンテナンスをするのは私で、釣った魚にエサはやらないタイプが夫。なんかこうして書いてると損してるような・・・ いや、分業ってことですね、分業 (;^_^A
それにしても、車はいろんな車種を何十年も乗り続けてきていますがいまだに仕組みもよく分からないし、何かの現象を見ても「これは緊急度高い」「これは時間のある時で大丈夫」の差がよく分からないので、もう少し理解したいところです。
タイヤ交換くらいなら仕組みはなんとか分かりますが、これはもう重くて私の身体的に無理なので、いつも助けを呼ばざるを得ず・・・うーん、やはりなんとも車は苦手です。